米国
がんサバイバーシップケア
視察

家族支援とセルフケアの患者教育、がんの再発発見のフォローアップ
 

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アメリカでは治療後のがんサバイバーシップケアとして、がん治療後のがん患者がセルフケアできるように患者教育が盛んにおこなわれています。そのための看護師のトレーニングプログラムの開発や、がんサバイバーへの保健指導やフォローアップ外来、患者や家族向けの教材の開発が盛んに行われ、エビデンスに基づいたガイドラインが豊富です。
 日本においてはサバイバーを対象とした外来や、初期治療を終えた後の経過観察期間の生活について患者や家族が説明を受けたり質問できるシステムを提供している病院は少数なのが現状ではないでしょうか。
がんの5年生存率が60%以上になった今、治療後~長期生存のがんサバイバーシップケアの充実が問われています。
 今回は、医療看護研究の最先端であるワシントン州のシアトルにて、がん専門病院等での専門的なセルフケア指導の内容や方法、地域との連携の実際、サバイバーに対する提供資料や環境もふくめて施設見学し、さらにサバイバーシップにおけるCNSやAPN、地域看護師の役割や位置づけについても学びたいと考えております。