国際学会と医療看護視察

 
これからの国際学会に合わせアトラスがご提案する企画日程です。
お仲間だけのグループ、またツアーシェアとして企画内容に賛同頂ける方々のお問合せをお待ちしております。
金額詳細、日程詳細は「申込・問合せ」から。

2023 ICM
国際助産師連盟 

アクセプト者登録締め切り:2022年12月1日(木)

2023 International Confederation of Midwives
開催地:インドネシア・バリ島
開催日:2023年6月11日(日)~14日(水)
 

 大会参加と医療視察 

 詳しい日程はこちら ➡ 日程表

医療視察 訪問場所について

1) 村の助産師の役割と聖なるお産
 バリ島では、シバ神(ヒンズー教)が一番大切なものとされ、魂をあの世へ送り届ける役割を担っています。そのための宗教的儀式に従って生きているのがバリ人です。出産の場合は、例えば、男性は生まれてくるまで火を焚き祈り、出産直後は、胎盤を家の土に埋めます。この儀式は、胎盤には2つの魂があり、1つは人間として生まれ、もう1つは守り神になります。そのため、ご主人がその守り神を家に埋めるのです。また、妊婦は胎盤に花を入れ、守り神に捧げるという儀式があるそうです。    
 視察内容は、参加者が出揃った時点で、どのようにするか交渉します。
 当日の現場見学が難しければ、肖像権の範囲内で動画・写真をみたり、立ち合った助産師の話しを聞いたりということになります。インドネシアの合計特殊出生率は2.27ですが、バリ島では、その中でも出生率が高く、宗教的な理由から、特に自然分娩が多いと言われています。こうした自然分娩のため、町中には開業助産院が非常に多いと聞いています。医療行為はできませんが、検診や相談にも多くの人が訪れるそうです。助産院の多くは、日中は病院の勤務で、帰宅後、夜に助産院を開いています。

2) スリアウサダ病院・産科棟
  スリアグループの中のひとつの総合病院で、デンパサールにあります。
  そこの産科棟を訪問します。月に50~60名の出産を受けています。  総合で99床+VIP用25床となります。
  (他には、デング熱・腸チフス・気管支炎も対応)
  また、開業助産院では出来ない、帝王切開が多く行われています。
  自然分娩は1泊2日、帝王切開は2泊3日の在院です。

3) 過疎地の移動婦人検診バス
ロータリー財団のマッチンググラント寄付により、婦人検診バスを過疎地の移動に使用してます。女医、薬剤師、助手、Administratorがバスに乗り込みWomen's Health Mobile Clinicとして活躍してます。