国際学会と医療看護視察

 
これからの国際学会に合わせアトラスがご提案する企画日程です。
お仲間だけのグループ、またツアーシェアとして企画内容に賛同頂ける方々のお問合せをお待ちしております。
日程詳細、金額詳細は「申込・問合せ」から。

オランダ・アムステルダム

IAGG

国際老年学会
大会参加と医療視察

International Association of Gerontology and Geriatrics

 

開催日:2026年7月5日(日)~7月8日(水)
抄録開始:7月
抄録締切:2025年12月3日(水)

 
 

【先着5名様早割】

申込受付開始2026年2月2日12時より先着5名様は15,000円割引となります。
 

【大学院生割引】

大学院生様は院生在学証明書をご提示して頂くことで10,000円割引となります。
 
*【早割】は1回の申込フォーム登録につき1名様ずつが対象となります。
*【早割】と【院生割】は併用可能です。
*【早割】は2026年2月2日12時以降の申込フォームからのお申込み登録の到着順で先着5名様が対象となります。
 
問合せ
申込み
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日程表はこちら

【認知症ケア医療視察】*オプション

◆ホフヴェイ認知症村

認知症ケア、老年期介護を在宅、入所でサポートする大手介護グループViviumの施設。約1,5ヘクタールの敷地の約半分は屋外で、通りや広場、中庭のほか、カフェやレストラン、美容院、スーパーマーケットなどを実際の町のように配置し、居住者は自由に散策できます。
27の低層住宅棟に6,7人の利用者を配置。各人が個室を持ち、広いリビングルームや、シャワー・トイレは共同。料理や洗濯は、居住棟単位でスタッフが行う。住居棟は、伝統的、都会的、高級志向、文化志向という4つのライフスタイルのいずれかでまとめた内装で、利用者のこれまでの生活様式に近いスタイルが選べます。

◆認知症在宅支援の専門組織

認知症の在宅支援に特化した専門組織で、「必要なだけ、必要な期間だけ」を理念に掲げる。専属のケースマネージャー、医師と臨床心理士の三者体制による支援は、初期評価、治療とケア計画、在宅支援の実装や関係機関との連携調整、危機対応を切れ目なく網羅し、施設入居のサポートをもって関与を終了。病状観察や薬剤調整、在宅支援の立て直しのための短期入院クリニックも併設する。臨床ケースマネージメントを核に、初期評価から施設入所(または自宅での看取り)までの対応を一手に担う地域基盤モデルの実務設計ではオランダの先駆者であり、統合ケアの優れた実践例として国際的にも注目されています。

◆認知症と家族の出会いセンター

デンマーク・オーデンセ市による「認知症者とその家族のための助言・出会いセンター」をモデルとして、2009年にアムステルダムで開設。2017年以降全国展開しており、現在は50近くの拠点がある。各ハウスで自律性ある活動を展開するが、「人とその人生を起点に支援」「残っている能力や興味、情熱を重視する活動」「来訪者、介護者、ボランティアと地域住民の交流の場を作り、孤立を防ぐ」「地域社会との連携、社会の中で認知症を可視化」などを共通理念として、新しい認知症支援のあり方を提案する。
南区のハウスでは、情報提供や交流のほか、みなで一緒に体操や音楽演奏などができます。

◆居住型ケア農場

在宅ケアが困難になった認知症患者の居住型ケア農場。4棟ある住宅棟の一棟は65歳未満の若年性認知症専用住宅で、居住者総数は27人。日々自然とふれ合いながら、農場の動物の世話や菜園作業など「役割のある活動」をする。美術館訪問や町での買い物など地域社会との繋がりを持つ活動や、調理や洗濯などの家事仕事を共にするなど、居住者を介護を受ける受け身の存在ではなく、共同生活の参加者として位置づける。「自由なくして生活なし」の理念に基づき、敷地内を自由に歩き回れるように整備しているのも特徴のひとつ。在宅の認知症者が参加できるアクティビティの運営ほか、一時滞在のための宿泊施設も併設している。

◆認知症の人の能力マッチング

認知症の人たちが、「できること」を活かし、意義のある活動を担う存在として地域社会に参与できるように支援する非営利団体。在宅、施設入居者問わず、認知症を持つ人の興味・能力・過去の経験をもとに、適切なボランディア先にマッチングする。その後も、支援、見守り、調整を行い、活動を続けられるようにサポートする。マッチング先の業種は、飲食店でのサービスや調理補助、施設の庭の手入れや衣服の補修、自転車修理などのほか、小学校での読み聞かせボランティアの例もある。このような活動は、目的意識の回復、感情面の活性化、活動量の増加、学習可能性、生活習慣の予防的効果を生み、認知症予防、進行抑制を目指す実践モデルと考えられています。

◆アルツハイマー・カフェ

1997年、オランダの老人臨床心理士ベレ・ミーセンが立ち上げた「敷居の低い出会いの場」。当事者と家族が、アルツハイマーという病を否認せずに語り会える安全な空間として各国に広がった。①スティグマの低減、②当事者と家族の主体性の回復、③当事者・医療従事者・地域・行政が参加できる開かれた場という3つの理念を軸とする。現在オランダでは280を越えるアルツハイマーカフェ(あるいは別名称「集いの場」)があり、「認知症と運転」、「認知症と孤独」など、毎回アルツハイマー関連のテーマを掘り下げて議論する。頻度は月一回、地域の文化センターや介護施設、図書館などで開催される。

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